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She was so curious.

更新日:2024年1月31日


 お天気は最悪で一日中雨、三時少し前そろそろ帰ろうかと思ったところに、若いオーストリアからのカップルがテントに来てくれました。彼女はあまり英語が得意ではなく、込み入った話は彼がドイツ語で説明していました。

彼女はとにかくなんにでも興味津々。 実は彼ら、我々のテントを興味ありげに見て、でも一回通り過ぎて行ったんですが、また戻ってきてくれました。そのことを案内が終わったあとに聞いたら、「free」と書いてあるが、最初信じられなくて、でもやはりお城の説明が聞きたくて戻ったそうです。うれしいですね。外国人は「無料」が信じられないという話はよく聞きます。

案内中も、松本城唯一カ所の「左巴」軒瓦をみせて、自分も昨日の講習会で教わったばかりだ、と説明したら、「ラッキー」とばかりに小さなガッツポーズ。

また松本の名物は「そば」と「馬刺し」だと説明して是非食べてみてください。といったら、彼は引いていましたが、彼女はノリノリで「試してみる。何処で食べられるのか?」と聞くので、5時になったし、説明するより一緒に行き来ましょうという話になり、駅近くのそばやに入りました。でもそこには馬刺しがなかった(彼は少し安心)、残念!!  それぞれ違うものを注文し、分け合って味わいました。 そして蕎麦は音を立てて食べるとおいしい! と説明すると真剣にトライしてました。なかなかうまくいきませんでしたが…

また彼女の日本に対するイメージが… 「日本人は土日もなく毎日残業しているんでしょ?」どれだけ昔の話だよ。 また、とにかく日本的なことを体験したいみたいで、今日の宿で床の上に布団を敷いて寝るのがすごく楽しみだ。というので「それは床(Floor)じゃなく畳の上だよ」と説明しました。蕎麦屋でも彼女の選択は当然椅子席ではなく、小上がり。

彼らのように興味を持って話を聞いてくれ、色んなことを質問してくれると、こちらもテンションが上がります。 by tera

​ALSA

アルプス善意通訳協会

Alps Language Service Association

npoalsa@gmail.com

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