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執筆者の写真管理人

【報告】ALSA主催 日本文化歴史講演会(「長野県 地域発元気づくり支援金」活用事業)


日時:10月15日(日) 13:30~15:30

会場:松本市市民活動サポートセンターフリースペース

講師:志賀 勝氏 月と太陽の暦制作室

演題「松本城天守閣の二十六夜神とは?-月信仰について考える―」

参加 会員25名 一般9名 計34名

今回の日本文化講演会は月と暦について行いました。月の暦の説明は面白く、一日、晦日、など本来は西暦には意味の上で合わない言葉が使われている事、微妙に違う月と太陽の周期の違いのずれの蓄積をリセットする閏月、ランダムにやってくるその二度ある月を寛容に受け入れてしまう大らかさも知る。

「松本城天守にある26夜神様は何故26夜なのでしょうか?」「ところで26夜の月ってどんな形で何処に何時でるの?」

夜中に出る26夜近くの月はその出にインパクトが有り、月の出を待つ儀式がその信仰を確たる物とする、更に月は水と食物と強く結びつき松本城の守り神としての26夜神が誕生したと理解しました。26夜の月の形はお舟の形で空に現れる時はその先端から閃光が発せられるように出て、感動を与えるらしい。

日本各地に残る月への信仰の跡、生まれ変わりの最初の三日月、闇夜を照らす満月近くの月もあるけど26夜近辺の月は月待の月にふさわしい神秘性を持つのだろう。

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